アカデミック・カフェ☆

「茶碗一杯のごはんから見えるエネルギー、そして環境」

福岡教育大学 平尾健二教授の授業をカフェで聞きました。

毎日、どれくらいのご飯を食べていますか?

3日間で ご飯は5回食べた。合計6杯分食べた。

これを10倍すると60杯。これが1ヶ月分のお米の消費量。

さらに、これを12倍すると720杯。これで1年分のお米の消費量になる。

お米は(炊く前)は、お茶碗1杯分が約60グラム。

前の数字に60をかけると、43200グラム。

つまり、43キログラム

これが、あなたの1年間のお米の消費量(推定値)です。

それでは、お茶碗1杯のお米を取るためには、どれくらいの田んぼが必要でしょう?

1杯の粒数3000÷22500(粒/平方メートル)=0.13平方メートル/杯

では、1ヶ月分のお米を作るための田んぼは?

0.13(平方メートル/杯)×60杯=7.8平方メートル


カーボン・ニュートラ

植物が光合成にして有機物へと変えるCO2のCは、燃やしたり、我々の体で呼吸により

CO2に戻ったりしても、地球上のCO2の収支から見るとプラスマイナス・ゼロの状態にあります。

いわゆる「カーボン・ニュートラル」の状態です。

ご飯の持つエネルギー

ご飯一杯=ジョギング約1時間=100Wの電球が約2.5時間


「日本人とサクラ」

西日本短期大学 緑地環境学科 金澤弓子教授の授業をカフェで聞きました。

なぜ種類が多いか?

*種内の変異の幅が大きい

*雑種が生じやすい

*栽培品種が多い

もっとも有名なサクラはソメイヨシノ

なぜ種類が多いか?

自家不和合性(自分の花粉が自分のめしべについても種子を作らない性質

基本の4種

カンヒザクラ ・ヤマザクラ ・オオシマザクラ ・エドヒガン